アルザス地方というところ
Posted at 08/02/18 PermaLink» Comment(0)» Trackback(2)»
今回の旅の舞台は、フランスの東部、ドイツと国境を接するアルザス地方です。アルザス地方と聞くと、2度の世界大戦で戦場と化し、フランスとドイツの間で領土の取り合いとなった暗い歴史が頭をよぎりますが、実際に訪ねてみると、ゆるやかな丘陵地帯一面に緑のブドウ畑が広がり、その緑の絨毯の中に突如として中世の町が現れ、形容しがたい美しい光景が広がります。
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アルザスで有名な町といえば、ストラスブールですが、人気があるのは、コールマールだと思います。アルザスワイン街道の中央に位置し、町の規模は歩いてまわるのに調度良く、列車、バスと交通の便もよいです。
このあたりも近代には戦場と化した場所であり、重厚なつくりの建物にドイツの影を見ることができます。しかし、激しい戦禍を奇跡的に免れたのがコールマールの旧市街、特にプティット・ヴニーズと呼ばれる小運河が流れる地区には、鮮やかな色の木骨組みの家並みが並び、おとぎ話に登場するような旧市街が残っています。
またアルザス地方の小村、リクヴィル村や隣国ドイツのフライブルグなどの町を訪ね歩けば、ここで激しい戦争が起こったことが嘘のような昔ながらのヨーロッパが残っています。戦争によってではなく、フランスとドイツ、2つの国の文化が融合して生まれたアルザス地方の魅力を、ここではみることができるでしょう。
コールマールが人気があるのは、今に残る可愛らしい旧市街だということができますが、その中でもとりわけ絵になる風景が広がるのが、小運河に並ぶ木骨組のかわいらしい家々、プティット・ヴニーズ地区。プティット・ヴニーズとはフランス語で「小さなベニス」という意味ですが、なるほど運河沿いに建つ家並みは、小さなベニスと称されるのにもうなづけます。小さな運河に架かる橋、そこから運河の脇に並ぶ色鮮やかな家々、きれいに飾られた花々は、本当におもちゃのように可愛らしい景色です。カメラを片手に、この界隈を散歩してみてください。自分だけのお気に入りのシャッターポイントもきっと見つかるはずです。
アルザス地方で見られる重厚なつくり建物はドイツ風、素朴な木骨組の家々はフランスの雰囲気、しかしアルザス地方に残る両国の影響は、もちろん建物だけではありません。たとえばドイツと言えば食べ物はソーセージやビールが有名、確かにアルザス地方では、このような食材を使った郷土料理が多く、町を歩いてもビールの看板が多いことにも気がつきます。フランスといえば飲み物はワイン、アルザス地方に広がるブドウ畑に建つとやはりフランスにいることを実感します。しかし、アルザスで有名な白ワインのブドウ品種は、ドイツを中心に栽培されている品種が多いのです。村を歩けば、あるところではフランスを、別のところではドイツを感じていただけるでしょう。急いで回れば見逃してしまう、そんな「フランスの中のドイツ」を見つけてみるのも楽しみです。
さて、地方の魅力の一つには、食べ物飲み物など、食の一面もありますが、ここでも、地元の名物料理には、地元の飲み物をの法則があてはまります。アルザスでは是非名物のアルザス料理シュークルートをお試し下さい。また、アルザスはあまり知られてはいませんが、フォワグラの産地でもあります。郷土料理にはその土地の飲み物を、アルザス料理には、全般的にリースリング種を使ったアルザスの白ワインを合わせてみてください。繊細ですっきりした味わいの白ワインと、アルザス料理の相性は抜群です。また、フランスのビール、クローネンブールもアルザス産。ドイツの雰囲気を感じながらフランスのビールを飲むのもお勧めです。
さて、そんなこんなで、アルザスをザッと説明させていただきましたが、これは、この間作った記事をちょこっと変えたもの。去年はあまりなかったアルザスのツアーが今年は比較的たくさんできあがります。新緑の時期を目指して、是非行きたい地方の一つです。
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from 札幌生活 at 08/03/08
アルザスの白ワインが好きなのでシュークルートを作ってみました。作り方は簡単です。要するにキャベツの塩漬けです。キャベツを千切りにして塩と一緒に漬けるだけです。
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